連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第158回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く! 情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の一編。女スリのお稲（高田敏江）が財布をすろうとして伝七（中村梅之助）に捕えられた。お稲は数年前に伝七に挙げられてからすっかり足を洗い、仕立物をしながら一人娘のおくみ（萩奈穂美）と細々と暮らしていたはずだった。伝七の調べにお稲は、おくみのぜんそくが悪くなり、薬代の十両がどうしても必要になり、つい手を出してしまったと素直に白状した。伝七はお稲の言葉を信じ、二度とスリはやらないことを誓わせて縄をといてやった。その数日後…。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、小春（和田幾子）、かんざしの文治（今村民路）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、おみね（村田みゆき）、六蔵（田中春男）、伊勢屋（十朱久雄）、お稲（高田敏江）、佐伯文吾（北上彌太郎）、仙造（山岡徹也）、多助（保科三良）、仁八（大前均）、おくみ（萩奈穂美）、金次（鹿島信哉）、かわら版屋（大峰順二）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】