連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第147回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く! 情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の一編。“けむり"と呼ばれる盗賊が江戸の町に出没し、大店を次々と襲っては家族と店の者を皆殺しにして金を奪った。しかし、けむりのように姿を消して、伝七（中村梅之助）たちに手掛かりは一切残さない。ある晩、菊の屋のお玉（呉恵美子）が使いの帰りに、上州屋から頭巾で顔を隠した武士と商家の小僧が出て来たのを目撃。なんとなく店をのぞいたところ中は血の海。ただ一人、虫の行きで生きていた小僧がお玉に“けむり”と言い残して息絶えた。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」本エピソードよりおみね役で村田みゆきがレギュラー出演陣に加わる。【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、六蔵（田中春男）、お玉（呉恵美子）、おみね（村田みゆき）、新吉（松田洋治）、幸太郎（山城新伍）、大黒屋（小林重四郎）、和助（勝部演之）、お仲（藤江リカ）、忠兵衛（桂淳平）、仙太（大門伍郎）、友吉（志村智雄）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】