連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第138回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く! 情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の一編。井筒屋の娘おくみ（結城しのぶ）は、父親の伊兵エ（伊沢一郎）の後妻に納まったおるい（桜町弘子）と気が合わず、こんな女に店を牛耳られるのはまっぴらだと、派手に金を使い出した。このおくみが、仕舞の稽古の帰りに何者かに襲われ、それを助けたのが髪結いの清吉と名乗る若者（矢崎滋）だった。義母と気が合わずムシャクシャしていたおくみは、親切にいろいろと話を聞いてくれる清吉に好意を抱いた。この清吉、実はお役者竜次と名乗る悪党で…。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、早瀬市之進（北相馬宏）、お玉（呉恵美子）、六蔵（田中春男）、おるい（桜町弘子）、伊兵衛（伊沢一郎）、お茂（いまむらいづみ）、おくみ（結城しのぶ）、竜次（矢崎滋）、お咲（賀川雪絵）、仙太（矢野間啓二）、おれん（松風はる美）、番頭（今井和雄）、小女（渡辺千鶴子）、そば屋（加藤茂雄）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】