弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第46回。新吉（続木太郎）と三吉（中野宣之）の火遊びが元で空家が焼けた。新吉の育ての親である伝七（中村梅之助）は、紫房の十手を取り上げられる。だが、水をかけて火を消したという新吉の証言を信じる伝七の訴えに、遠山左衛門尉（梅之助・二役）は十手なしで三日間のうちに白黒をつけろという。そんな時、焼けた空家に新吉が入ったと証言した羅宇屋与兵衛（坂東太三郎）、次いで筆頭与力笹島左近（大木史朗）が殺され、質屋の大川屋清兵衛（伊沢一郎）が不審火で焼け死んだ。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第46回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名（演技者）】黒門町の伝七・遠山左衛門尉（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、お玉（呉恵美子）、新吉（続木太郎）、おつた（珠めぐみ）、おとめ（西岡慶子）、三吉（中野宣之）、大川屋（伊沢一郎）、笹島左近（大木史朗）、与兵衛（坂東太三郎）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】