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ドラマ 詳細データ花燃ゆ

「『花燃ゆ』は吉田寅次郎(松陰)の言葉が素晴らしい。心にぐいぐい迫ってくる。その激しさは時に今の生き方が問われているかのようで気持ちを駆り立てる力がある。時代を言説で動かした人物ということが端々から伝わってくる。/松陰が大河ドラマでメインキャラとして扱われたのは『花神』(77年、脚本:大野靖子)以来というから実に38年ぶりとなる。幕末・明治維新に活躍した数ある人物の中でも吉田松陰は映像として扱うにはなかなか離しい。彼の一生は常にどこか「陰的なもの」に支配され幽閉されている期間が長く、展開がどうしても静的なものになりがちだ。それゆえ、前向きで行動的なドラマがもてはやされる昨今、中心に据えるのは結構大変なのがわかる。またなんといっても松陰は時代を牽引した思想家である。大河ドラマはWOWOWやBSなどで放送されるドラマとは違い、一定の大衆性が求められる。その中でその思想を分かりやすく描くには巨大すぎる存在なのだ。だが幕末から明治維新にかけ、その時代に生きた人々がなぜあれだけ活力を持って進んだのか。その源泉がなんだったのか。当時の人々を駆り立てずにはおれなかった「思想的支柱」の大きな柱が松陰だ。本来、彼を描かず明治維新を描き出すことは難しい。大河はこれ以上、松陰を避けて維新を描くわけにはいかなかったのだろう。/そのような困難の中で臨んだ『花燃ゆ』だが今のところ松陰の深遠な思想の一端を映像で見せることにかなりの程度成功している。演出においてもその思想の端的な部分を「文字を浮かび上がらせる」形で際立たせたり言説に触れた者たちの驚きと感動を示すことで、いかに松陰の思想が時代をつき動かしたかを分かりやすく見せている。/今回の大河は複数の脚本家の手によって書かれているのも特徴で、ここまで大島里美と宮村優子の筆致にはどこかこれまでの「大河」的なものとはひと味違った味わいだ。それは大きな歴史の流れの中で個人がどう生きていったか、そこにいつもの大河よりも細やかに心を砕いている書きぶりである。/歴史ドラマはともすれば個人の思いが切断され描かれがちだが、こまやかな気持ちを切断せずできるだけ継続させる形で描いている。幕末に生きた多くのひとたちの思いが歴史を生み、そこから松陰の思想が拡がっていく。そこが時に感動的でさえある。後世から振り返り、出来事を都合よく並べているわけではない描き方なのである。/第1回で大島里美脚本が、全体を貫く大きな歴史のうねりを描きつつ、主人公・文の視線を中心に据え、文の心の動きを大切にした描き方で作品世界に一気にひきつけた。それは大局的視点を重視する大河ドラマの最近の冒頭部の描き方としては異色だ。一方、宮村優子脚本はその大きなうねりの重要なターニングポイントに焦点を当てる手法でじっくりみせてくれる。今回は収録されていないが、第五回から第七回にかけ、松陰が「野山獄」に放り込まれる展開は秀逸だった。獄中の話ということで見る前は、ここから話が停滞するのではないかと懸念したが、実際に見ると将来に絶望していた囚人たちが松陰の言葉で救われていくプロセスが描かれ、松陰の思想が世の中を動かす力を持っていたことを明瞭に見せてくれ、感動的な回に仕上がっていた。それは今回掲載された第十七回にも引き継がれていて、牢名主がツルだけで便宜を図る拝金主義の人物だったものが徐々に変化していく。私はこの先を知らないが、松陰から見返りのない信託を受けた彼は松陰が遺した『留魂録』を何としても伝えようとするのではないか。このあたり、大きな歴史を描く中の「要所要所」で細部にフォーカスをあてる宮村優子脚本の巧みさだ。/その一方、必ずしも松陰の思想を単純明快に礼賛一本で描いているわけでなく、とりわけ大島里美が担当した回では彼の思想のテロリストに近い過激さ、時に仲間を死に追いやることを厭わない矛盾した一面も浮かび上がらせて、ドラマを一筋縄ではいかない見せ方にしている。/このドラマは勧善懲悪的な分かりやすさではなくもう少し高みを目指そうとしている。「わかりやすい大河」ではなく多様な価値観の中で松陰を良い面、悪い面の両面から描こうとしている。それらが一因であろうが残念ながら視聴率がいまひとつ伸び悩んでいるという。だがどうだろう。脚本を今、読み返すだけで各場面がよみがえってくるではないか。どこを再読しても松陰とそれに従う者たちの切実さが迫ってくる。/今でも萩の小中学校では吉田松陰の言葉を朗読しているところがあるという。『花燃ゆ』はそこまでつながっている話なのだ。一人の人間が遺した思想は例えその肉体が滅ぼうとのこされた人間を駆り立ててやまない。今もその心は生きている。そこまで描こうとしている。それは大河ドラマという一定の大衆性が求められる枠で到達することは至難の業だが、作り手が承知の上であえて挑戦していて、どこか幕末の傷だらけの長州藩の姿ともシンクロしてしまう。このままラストまで志を貫き着地させてくれることを願っている。【この項、文:古崎康成(「月刊「ドラマ」」(映人社刊)2015年6月号より引用)】」第1回は拡大版(日曜18:00~19:00)。地上波では、2015/01/04~、日曜20:00~20:44放送(第1回のみ日曜20:00~21:00)。撮影協力:山口県(1)-(8)、群馬県(1)-(8)、長崎県(1)-(3)、茨城県(1)-(5)、萩市(1)-(3)(5)-(8)、山口市(1)、長崎市(1)(3)、石岡市(1)-(5)、桜川市(1)-(3)(5)、常陸大宮市(1)-(3)、水戸市(2)、五所川原市(2)、中泊町(2)、深浦町(2)、つくばみらい市(4)。取材協力:防府市(1)。資料提供:萩博物館(1)-(8)、下関市立長府博物館(1)-(8)、小山 良昌(1)-(8)、神谷 大介(1)-(8)、内田 利沙(1)-(8)。番組ラストに毎回、「花燃ゆ紀行」と題して番組の題材となったゆかりの場所を紹介するコーナーが設けられていた。各回の紹介地は以下のとおり。山口県萩市(1)(5)-(8)、青森県弘前市(2)、神奈川県横須賀市(3)、静岡県下田市(4)。資料提供:小山 良昌(クレジット表示なし)、道迫 真吾(クレジット表示なし)、古城 春樹(クレジット表示なし)、神谷 大介(クレジット表示なし)、内田 利沙(クレジット表示なし)。【各回サブタイトル】第一回「人むすぶ妹」、第二回「波乱の恋文」、第三回「ついてない男」、第四回「生きてつかあさい」、第五回「志の果て」、第六回「女囚の秘密」、第七回「放たれる寅」、第八回「熱血先生、誕生」、第九回「高杉晋作、参上」、第十二回「戻れないふたり」。第十六回「「最後の食卓」別れの夜に家族が交わした約束」(2015/04/19放送)、第十八回「「龍馬!登場」残された者たちが新しい扉ひらく」(2015/05/03放送)、第四十六回「未来への絆」(2015/11/15放送)。【データ協力:のよりん】【参考資料:WEBサイト「CENTRAL」内の「庭野結芽葉」プロフィール(http://centralltd.co.jp/talent/niwanoyumeha/、2019/12/31閲覧)、webサイト「アルファセレクション」内の「三濃川陽介」プロフィール(2021/11/28参照、http://www.a-selection-pro.jp/actor/minokawa.html)】
キー局 NHK BSP 放送曜日 放送期間 2015/01/04~2015/12/13
放送時間 18:00-18:44 放送回数 50 回 連続/単発 連続
番組名 (大河ドラマ)
主な出演 井上 真央(1)-(8)、大沢たかお(1)-(8)、北大路欣也(1)(3)(4)(6)(7)、長塚 京三(1)-(8)、伊勢谷友介(1)-(8)、高良 健吾(1)(8)、東出 昌大(1)(3)(8)、原田 泰造(1)-(8)、優香(1)-(8)、瀬戸 康史(1)(3)(8)、劇団ひとり(1)、佐藤 隆太(1)、要   潤(1)(3)(8)、かたせ梨乃(1)(2)、内藤 剛志(1)(2)(4)(6)-(8)、檀  ふみ(1)-(8)、奥田 瑛二(1)-(4)(8)、大野 拓朗(1)(3)(8)、音尾 琢真(1)、鈴木 伸之(1)、阿部 亮平(1)、久保田磨希(1)-(5)(7)(8)、ビビる大木(1)(2)(8)、北見 敏之(1)(4)、藤田 宗久(1)(3)(7)、内野 謙太(1)(8)、森永 悠希(1)(8)、冨田 佳輔(1)(8)、山田萌々花(子役)(1)(2)、香音(子役)(1)、板垣李光人(子役)(1)(4)(7)((7)は回想)、山田 瑛瑠(子役)(1)、山崎竜太郎(子役)(1)、山田  洋(1)、針原  滋(1)、リチャード・ヴァン・ローイ(1)、枝光 利雄(1)、田中 孝治(1)、田中登志哉(1)、藤田 雅明(1)、香戸 良二(1)、田中いずみ(1)、八尋 岳美(1)、唐沢 宏史(1)、城戸 健太(1)、山田 杏奈(1)、石丸 幹二(2)-(4)(6)-(8)、津田 寛治(2)(7)、鶴田  忍(2)、田中  仁(2)、松本  実(2)(7)、山崎千惠子山崎千恵子、クレジット表示では「崎」は「たつさき立崎)」)(2)(3)、西岡 秀記(2)、佐藤 一平(2)、大橋  律(子役)(2)-(7)、佐伯 元希(子役)(2)、瀬戸  寛(2)、松田ジロウ(2)(4)、古川 真司(2)、伊藤 慶徳(2)、渡部 遼介(2)(5)-(7)、岩崎泰次郎(クレジット表示では「崎」は「たつさき立崎)」)(2)、板尾 直子(2)、有村 圭助(2)、松本 藍果(2)、長谷川ほまれ長谷川 誉)(2)、泉澤 祐希(3)-(6)((6)は回想)、宮崎 香蓮(クレジット表示では「崎」は「たつさき立崎)」)(3)(8)、小島 藤子(3)(8)、村上 新悟(3)(8)、石津 侑輝(子役)(3)、神崎孝一郎神崎 智孝)(3)、舟田  走(3)、花ヶ崎浩一(3)、田中 栄一(3)、羽場 和章(3)、国枝 量平(3)(8)、三浦  修(3)、三差 長雄(3)、斎藤 正子(3)、井川  遥(4)-(8)((8)は回想)、麻生 祐未(4)(5)、田中 要次(4)-(7)、春風亭昇太(4)、大河内 浩(4)、おかやまはじめ(4)、市オオミヤ市  鏡赫大宮 イチ大楽 源太)(4)、クリス・ダーバル(4)、マーク・チネリー(4)、井上幸太郎(4)、坪谷 隆寛(4)、野間 洋子(4)、ガース・ネルソン(4)、高橋 英樹(5)、東山 紀之(5)(7)、本田博太郎(5)-(7)、宅間 孝行(5)、品川  徹(5)-(7)、日野 陽仁(5)-(7)、土平ドンペイ(5)-(7)、村松 利史(5)-(7)、小浜 正寛(5)-(7)、祖父江 進(5)、藤原  薫(5)、山丸 親也(5)、光山 文章(5)、佐藤 文吾(5)、神谷  功(5)、原  圭介(5)、高石 賢治(5)-(7)、川島 海荷(6)、池田  大(6)、若村麻由美(7)(8)、栗原 卓也(7)、芳本美代子(8)、三谷 悦代(8)、リー・ロングショー(8)、ヨヒアム・ヨンケーレ(8)、向井 恭介(8)、高橋 ユウ(8)、冨手 麻妙(8)、中野  剛(8)、邱太郎(8)、築山万有美(8)、飯塚ひより(8)、鈴木 隆仁(8)、津村 和幸(8)、小出 ミカ(8)、高山 範彦(11)、根岸 姫奈(13)、中脇 樹人(13)、岩田  遥(16)(18)、木全 隆浩(20)、杉本 凌士(22)、坪内  守(23)、佐藤  翔(24)(27)、大塩 ゴウ(25)、小久保寿人(25)、武井  壮(30)、今奈良孝行(32)、百瀬  朔(38)、高橋  弾(41)(50)、坂本コウルド(43)(クレジット表示なし)、おぐちえりこ尾口えり子)(46)、板垣 瑞生(46)-(49)、羽場 裕一星田 英利橋本じゅん堀部 圭亮武井  駿島  丈明田口  甫上山 良太梅崎 音羽岡  雅史両國  宏村田  宏)、松本 真治松坂 慶子銀粉蝶山下 真司鈴木  杏賀来 賢人中村 昌也堀井 新太石井 正則上杉 祥三小須田康人大槻 修治信太 昌之石川  樹(子役)、大西 統眞(子役)、中野 遥斗(子役)、信太 真妃(子役)、真田 幹也椿   直中村直太郎後藤 公太浅田 圭一むとう 寛大村 正泰金剛地武志小出 侑門圷  真樹望月 章男窪  正寿岸田 真弥川岸 晋也)、高井 純子中原 和宏田中 麗奈三浦 貴大江口のりこ鷲尾真知子伊原 剛志石橋 杏奈黒島 結菜高橋由美子大西 礼芳永岡  佑ダンカン松原 正隆白石タダシ長谷川公彦諏訪 太朗水澤 紳吾前田 倫良片岡 伸吾河本タダオ柴田 明良五十嵐陽向名倉  央浅井映里香石田 迪子定松 直子佐野 光来白須 慶子田代さやか永峰絵里加二宮  郁由月 杏奈牧  佳子岩寺 真志大原 清二村田 志織三田 佳子知花くらら(50)、江守  徹秋場千鶴子桜 まゆみ田口 翔大斎藤 來奏クラ蔵原  健)、外川  燎加賀谷光輝きたろう市川 理矩石丸 雅理庭野結芽葉八田 浩司林  雄大本多  遼三濃川陽介中丸シオン山口 知紗佐倉 由香平原 テツ劇団東俳(1)-(7)、劇団ひまわり(1)-(4)(6)-(8)、放映新社(1)(2)、宝映テレビプロダクション(1)(3)(4)(6)(7)、舞夢プロ(1)、麗タレントプロモーション(1)(3)(4)(6)(7)、BAY SIDE(1)、NHK東京児童劇団(1)、ST.6(1)、ZOO動物プロ(1)、アズゥ(1)、アスタリスク(1)、アルファセレクション(1)、エンゼルプロダクション(1)-(5)(7)(8)、オフィスキール(1)、キャンパスシネマ(1)(4)-(8)、クロキプロ(1)(3)(4)(6)(7)、グループエコー(1)(4)(5)(8)、テアトルアカデミー(1)(3)-(8)、フジアクターズ・シネマ(1)、リミックス(1)、萩市のみなさん(1)(5)、長崎市のみなさん(1)、つくばみらい市のみなさん(1)(2)(4)(6)(8)、十善寺龍踊会(1)、(殺陣武術指導:林 邦史朗(1)-(5)(8))(所作指導:西川箕乃助(1)-(8))(芸能指導:友吉 鶴心(1)-(3)(7)(8))(砲術指導:佐山 二郎(1))(書道指導:望月 暁云(1)-(8))(ろう指導:米内山明宏(1)-(8))(裂織指導:箕輪 直子(3)(5))(わら細工指導:加須市わら細工保存会(4))(助産指導:三宅はつえ(4))(茶道指導:鈴木 宗卓(5)(7))(長州ことば指導:一岡 裕人(1)-(8)、翼  純子)(薩摩ことば指導:西田聖志郎(5))(副音声解説:宗方  脩(1)-(7))(「花燃ゆ」紀行」:(語り:中川  緑、アナウンサー(1)-(8)))(語り:池田 秀一(1)-(8))
主な脚本 (作:大島 里美(1)-(3)(8)、宮村 優子(4)-(7)、金子ありさ小松江里子)(脚本協力:宮脇 卓也(8)、横幕 智裕
主なプロデューサ 堀之内礼二郎、(スチール撮影:高梨  彰(クレジット表示なし))
主な演出 渡邊 良雄(1)-(4)(7)、末永  創(5)(6)(8)(11)、安達もじり、(タイトル映像:猪子 寿之寺尾  実)(時代考証:大石  学海原  徹三宅 紹宣)(記録:武田 朝子
局系列 NHK
制作会社 (制作・著作:NHK)
制作 (制作統括:土屋 勝裕、小松 昌代)(スタントコーディネーター:高木 英一)
音楽 川井 憲次、(音響効果:林  幸夫(1)(4)(7)(8)、三谷 直樹(2)(5)、武生 壮史(3)(6))(「花燃ゆ」紀行」:(ギター演奏:川井 憲次)(ピアノ演奏:美野 春樹)(ストリングス:内田輝グループ))
主題歌 (テーマ曲演奏:NHK交響楽団)(テーマ音楽指揮:下野 竜也)(演奏:コンセール・レニエ
撮影技術 岩崎  亮(1)(3)(5)(7)、森  純一(2)(4)(6)(8)、(技術:前田 貢作(1)(3)(5)(7)、長谷川 理(2)(4)(6)(8))(照明:清岡 昌吉(1)(3)(5)(7)、藤本 和典(2)(4)(6)(8))(音声:高山 幹久(1)(3)(5)(7)、嶋岡 智子(2)(4)(6)、山内 将臣(8))(映像技術:国友 秀光(1)(3)(5)、両角 剛毅(2)(4)(6)、吉田 賢治(7)、高橋 賢次(8))(VFX:西垣 友貴(1)(3)(5)、石澤 祥子(2)(4)(6)、有田 康剛(7)、角田 春奈(8))(編集:平川 正治
HP
美術 岡島 太郎(1)-(5)(7)(8)、小味山 潤(6)、(美術進行:萩原 春樹(1)(4)(7)(8)、日下 晶博(2)(5)、塩野  龍(3)(6))(題字:國重 友美)(建築考証:平井  聖)(衣裳考証:小泉 清子)(料理指導:長岡 裕也(7))

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