生とVTRを併用して制作されたようで放送事故が発生したという。当時TBSにいた樋口祐三氏は語る。「（生放送時代は）よっぽどの大事故でないと、始末書とかは書いてないですよ。よっぽどの大事故というと『おいら次郎長』。橋幸夫さんがやったやつで、VTRと生を交互に出して放送していたんですが、やっているうちに順番がメチャクチャになっちゃって、まったくつながらなくて何をやっているのかわからなくなっちゃった。あれはたぶん始末書じゃなかったかなぁ。【この項、白石雅彦・著「円谷一　ウルトラＱと「テレビ映画」の時代」（2006年、双葉社刊）より引用】」