ウソの教科書をつくるまいと仕事に熱中したため婚約者までも失ってしまった教科書出版会社の女性編集者・裕子（白木マリ）の信念のある生き方を描く。教科書出版会社の編集者・園田裕子は正木哲雄（長谷部健）を相手取り婚約破棄の慰謝料80万円請求の訴えを家裁に提出した。正木の婚約破棄の理由は裕子が会社の追い込み仕事で、二日間、男の同僚たちと旅館に泊まり込んだということだった。【以上、読売新聞1963/07/31付より引用】【役名（演技者）】弁護士・岡崎隆則（佐分利信）、弁護士・岸本昇（仲谷昇）、弁護士・田中良平（沢本忠雄）、弁護士・井上圭子（河内桃子）、園田裕子（白木マリ）、正木哲雄（長谷部健）。