今回は労務者殺しの犯人・野島（大塚国夫）の弁護人になった岸本（仲谷昇）が犯人の殺意の有無を中心にみごとな弁論戦を展開する「殺意への証言」。労務者・野島誠二は殺人犯として起訴された。おなじ飯場に働く小がしらの松本明男を、スコップでなぐり殺した罪によるものだ。担当弁護士・岸本は、拘留中の野島に面会し、殺した動機をきいたが、野島はなにも語らなかった。【以上、読売新聞1962/10/23付より引用】【役名（演技者）】弁護士・岡崎隆則（佐分利信）、弁護士・岸本昇（仲谷昇）、弁護士・井上圭子（河内桃子）、弁護士・田中良平（沢本忠雄）、瀬川拓次郎（松本克平）、野島誠二（大塚国夫）。