親に結婚を反対された若い男女が人知れず美しく心中しようと死に場所を求めてさまよい歩いたすえ、生きることの尊さを悟って心中を思いとどまるという物語。この男女に東映時代劇俳優黒川弥太郎の長男、黒川由希夫と、堀みどりの二人の新人を起用する。また評論家の戸川エマ、大学教授桶谷繁雄両氏がドラマに初出演する。【以上、読売新聞1961/04/24付より引用】ウィキペディアでは、出演者に「長谷川哲夫、堀井　永子」と記載されているが誤り。【役名（演技者）】木原（芥川隆行）、高垣夫人（戸川エマ）、高垣家の客（桶谷繁雄）、木田（黒川由希夫）、佐保子（堀みどり）、宿の主人（中村吉十郎）、娘よし江（石田早苗）。