このドラマは多情な女の死をめぐるナゾを描いたもの。容疑者としてあげられた男は、日ごろ、堕胎であこぎな商売をしている悪徳医師で、彼は事件のあった夜乗った一台のバスがこつぜんと消えたばかりにアリバイを証明することができなかった。事件は意外なドンデン返しをはらんで展開してゆく。【以上、読売新聞1961/02/25付より引用】【役名（演技者）】三村刑事（加藤嘉）、国田刑事（城所英夫）、岩津医師（細川俊夫）、松本外科医（酒井茜）、本屋の次男坊・榊原（牧真史）、すし屋・丸田（藤山竜一）、宇津木秀子（玉草まみ）、運転手・川上（青木義朗）、運転手の母・川上かね（本間文子）、山下刑事（川喜多雄二）、看護婦・水島（旗和子）。