念願のニュースキャスターの座を目前にして乳がんと診断された独身女性（沢口靖子）と、彼女を支える学生時代からの友人たち（松田美由紀、高木美保）を描いた作品。最終回では、がんが再発した主人公は、退職して入院することを決意するが、友人たちに病が進行した状態を見せたくないと考え、以後の見舞・介護を断る。そして、次のシーンにかわると時間が経過しており、主人公の死後、故人の思い出を語るという展開になっている。がんにかかった人間と周囲の人々がいかに支えるかという問題に取り組もうという真摯な意図は伺えるが、いちばん重要な末期の「看取り」を描かなかった点については疑問が残る。【以上、文・練馬大根役者】「熟年を迎えつつある女友達３人の友情がきれいに描かれている。きれい過ぎるかな…。でもこの感じはいい。靖子ちゃんは思い切った演技。好演だが、恋愛模様になるといつもの清潔感がちょっと邪魔をしているような。まあここらは演出か。逆にこのことが終盤で神々しく作用しているけど…。この流れは好みではない。瀬川君は途中まではいいんだけどさすがに靖子ちゃんとの絡みは遠慮がち。ここらが伝わらないと後のまとめがね…。瀬川君お疲れ様…。【この項、文・khtatu】」「各話サブタイトルは以下の通り（カッコ内はルビ）。第一回「女友達」、第二回「絆（きずな）」、最終回「永遠に」。【この項、文・練馬大根役者】」チアリーディング指導・日本チアリーディング協会(1)。撮影協力・フィルム・コミッション伊豆(1)-(3)、小山町フィルムコミッション(1)、高崎フィルム・コミッション(3)。医事考証・佐藤　一彦(1)-(3)。写真指導・鈴木　英雄(1)-(3)。資料提供・岸本日出雄(2)、高橋　真澄(1)-(3)。看護指導・石田喜代美(1)-(3)。【データ協力・練馬大根役者】