2008年度第８回映像技術賞映像技術奨励賞受賞（撮影、朝日放送株式会社　田中康彦）対象作品。「39歳の主人公が、高校時代に思いを伝えられなかった初恋相手にそっくりな女性（浅香友紀＝二役）と出会い、過去を取り戻そうと奮闘する。【この項、2007/10/19付「サンケイスポーツ」より引用】」「前編…22年前、素直になれず幼なじみの範子を傷つけてしまった裕介は、その後悔を引きずったまま虚しい恋を繰り返していた。そんな折り、当時の範子そっくりの女性・繭子と出会う…スポーツ用品店に勤める赤間裕介（西村和彦）は、合コンに明け暮れ、虚しい恋を繰り返す日々。それは、今だに忘れられない、哀しい過去のせいだった。22年前の1985年、阪神タイガースが日本一になった年。高校生の裕介（川上祐）は、幼なじみのお好み焼き屋の娘、前田範子（浅香友紀）の店を手伝っていた。二人は憎まれ口を叩きあいながらも、お互い大切に想う関係だったが、その想いを素直に告げることは、当時の裕介にはできなかった。そんなある日、美大を目指す範子が、美大の講師、黛雅人（浜口望海）に絵を見てもらえることに。範子と親しくなっていく黛に嫉妬した裕介は、範子に対して突き放すような態度を重ねてしまった結果…。消すことの出来ない後悔を「初恋net.com」に綴る裕介。そんなとき、裕介はガソリンスタンドで、当時の範子にそっくりな女性、柊繭子（浅香友紀・二役）と出会う。後編…忘れられずにいた幼なじみの範子にそっくりの繭子と出会った裕介。待ち続ける恋に悩む繭子に範子の姿を重ねた裕介は、過去を取り戻そうとするかのように繭子を…待ち続ける恋に悩む繭子（浅香友紀）に、範子（浅香友紀・二役）の姿を重ねてしまう裕介（西村和彦）は、22年前をやり直そうとするかのように繭子の恋の相談にのる。1985年のあの頃、ギクシャクし始めた範子との関係を改善しようと、裕介（川上祐）は、日本シリーズ第四戦のチケットを二枚手に入れ、一緒に見に行こうと誘うつもりだった。しかし、その日、範子は黛（浜口望海）と勉強の約束をしており、それを聞いた裕介は、チケットのことを言い出せなくなる。 当日、黛の下へ向かうのをためらう範子に突き放すような言葉をかけてしまう裕介。そしてその夜、範子は…。あのとき、範子を止めていたら…苦い過去を思い出す裕介。そんなとき、「初恋net.com」を通じて現在の範子からメールが。 一方、繭子が気になり、ガソリンスダンドを訪れた裕介は…。【この項、朝日放送広報資料より引用】」美術協力・グリーンアート、つむら工芸、高津商会、京阪商会、思巧堂、クラフト、まいど、百花園、東京衣裳、ビーム、ジーマックス、コンテンポラリー・コーポレーション、東リ、他一社（ロゴ判読出来ず）。撮影協力・シダックスゴールド宗右衛門町クラブ、舞洲スポーツアイランド、スーパースポーツゼビオららぽーと、BANDAI NAMCO（？）。衣裳協力・MURUA。【データ協力・市村】