『ミッション・インポッシビリティ』…タマガワコウジという男が、国防総省の秘密データを盗みだし、テロリストのスズキタケシ（豊原功補）に売り渡そうとしていた。指令（声・嶋田久作）を受けたジェームス・ホント（山本剛史）は、スズキを襲撃。タマガワとの待ち合わせの店に何食わぬ顔で潜入、トイレで返送してタマガワになりすまそうとする。ところが、トイレにいるあいだに通りすがりの男にカバンを置き引きされてしまう。あわてて追いかけようとするホントだが、あろうことかトイレのドアノブが壊れ、閉じこめられてしまい…。【我慢のスパイ】…若い男（新妻大蔵）が意を決した表情で水に潜る。水槽の向こう側には、白衣を着た兄（北村一輝）がいて、ナチス風の制服を着た配下（篠宮龍三）を引き連れた独裁者風の姿をしたボス（佐藤二朗）に説明している。兄は酸素ガムなるものを発明したというふれこみでボスに売り込もうとしていた。体内に酸素を作り出すこのガムをかめば、水中に４分間いられます。若者と兄はスパイで、真っ赤なニセモノである「酸素ガム」を買わせようとしていたのだ。弟の息が続くあいだに、口車でまるめこんで、さっさと商談を終わらせようとする兄。だがボスはなかなか信用しようとせず…。『スパイ救出作戦』…タナカ（デモ田中）はハヤブサというコードネームの企業スパイ。今回のミッションは、とある大企業に潜入した仲間・ムラカミ（村上浩章）の救援だった。広いオフィスで、ＳＯＳのサインを送ってきたムラカミを探す田中。特殊なサングラスをかけて見渡すと、椅子にすわったムラカミを発見。特殊な塗料を塗っているため、その椅子の持ち主は、まったく気付かずにムラカミの上に腰掛け、業務をこなしている。その社員は重要な書類の作成のため、三日三晩座りっぱなしで仕事を続けていたため、ムラカミも動くに動けなかったのだ。タナカは自分もムラカミと同じ塗料を塗って透明人間になる。そのとき、ようやく書類が完成。三日三晩飲まず食わずだったムラカミは解放されて床に横になったが、仕事が終わった社員たちは、ムラカミの腹の上でメンコを始めてしまい…。『対異星人スパイサディスティック・ビューティー』…アニメーション作品。地球外知的生命体がひそかに地球侵略をはじめていた。彼らは脳を乗っ取って意識を支配するので、外見上はまったく区別が付かない。それでもあらわれるわずかな兆候を手がかりに生命体を探すべく、学校に潜入する男（声・山田敦）。しかし女性の臨時講師（声・未依子）に廊下に出るよう命じられる。正体を見破られたのか。廊下で呆然としていると、爆発が起きた。教師は男を助ける。教師の正体はコードネーム「サディスティック・ビューティー」。対異星人用に訓練された政府の秘密諜報部員で、異星人の基地を突き止めるため潜入していたのだという。サディスティック・ビューティーは「超未来科学の粋を結集したドリームカー」ピーアタッカーで脱出する。【以上、文・練馬大根役者】2007/04/08に「我慢のスパイ」「スパイ救出作戦」を放送し、さらに2007/04/22（日）に「坂口拓のスパイ」「ミッション・インポッシビリティ」が放送された。地上波では、TBSにて2007/09/06、木曜26:57～27:32に全1回で放送された。なお、「地上波では当初9/6（木）26:52-27:27放送予定だったが、26:57-27:32に変更された。台風９号関連情報番組放送にともなう編成変更のためと思われる。【この項、文・練馬大根役者】」撮影協力・440（four forty）（ミッション・インポッシビリティ）、U.S.J.（我慢のスパイ）。協力・STUDIO NAO（ミッション・インポッシビリティ、スパイ救出作戦、対異星人スパイサディスティック・ビューティー）、LUCKY RIVER（ミッション・インポッシビリティ）。サポートダイバー・山内　知子（我慢のスパイ）。【データ協力：練馬大根役者、＠】