シェークスピアの原作を基にしたドラマを二夜連続でおくる。第二夜は「ロミオとジュリエット」を下敷きに、身分の違う男女の悲恋を描く。刑事の父・礼三（三浦友和）と二人暮しの女子大生・樹里（長沢まさみ）は、ひょんなことから廃品回収業の青年・広道（滝沢秀明）と顔見知りになり、恋に落ちる。父親が行方不明の広道は、入院中の母・時枝（田中美佐子）のために高校を中退して働くまじめな青年だった。二人がデートを重ねる中、礼三が捜査する殺人事件の容疑者が、広道の父・儀一（山下真司）と判明。礼三は刑事という立場から二人の恋に反対し、夫の無実を信じる時枝も、広道に樹里との交際をやめるよう頼んでいた。だが間もなく、反発した樹里と広道が家を飛び出したことから、礼三と時枝の隠された過去が明らかになる。【以上、東京ニュース通信社「インターネットTVガイド」より引用】