テレビドラマデータベース2006年総合ベストテン単発部門５位。「浅田次郎の珠玉ファンタジー映画「地下鉄（メトロ）に乗って」のアナザーストーリー。誰でも、「ああ、あのとき、こうしていれば今頃…」とか「ああ、あのとき、こうだったら…」とか、何気なくふと過去を思い出すことがあるでしょう。もし、いつもの地下鉄の出口を出ると、そこには＜あのとき＞が起こる直前の過去の世界が広がっていたとしたら…。その世界に遭遇した主人公は果たしてどんな行動を起こすのでしょうか。「今」を変えるために＜あのとき＞を操作しようとしたり、あるいは＜あのとき＞をあらためて目撃することで、今までは自分はそう思ってきたことが180度変わるような意外な真実を知ってしまったり…ここがこのドラマの見どころです。そして何かを感じとった主人公は、地下鉄の出口に戻って、まだ「今」のほろ苦い現実を前向きに進んで行きます。このドラマはサラリーマンやＯＬ、女子高生といった地下鉄を使う身近な人が主人公となって＜いつもの地下鉄の入り口が、とある過去への入口につながっていた＞シチュエーションに遭遇してしまう一話完結のストーリーなのです。【この項、テレビ朝日広報資料より引用。採録・＠】」「浅田次郎の小説『地下鉄（メトロ）に乗って』を映画化した同名作品の公開（2006/10/21）にあわせて放送されたアナザーストーリー。同じ主題歌が使用されているほか、映画との物語上の関連はない。また、全4話に地下鉄の車掌役で遠藤憲一が登場するが、話はそれぞれ独立した短編になっている。映画では1964年にタイムスリップしたが、本作の四編はいずれも、近過去へのタイムスリップになっていた。17歳の高校生・田波愛（岩田さゆり）は、8年前の1998年に父と死別していた。最近、母に再婚の話が持ち上がったが、愛の心中は複雑だ。そんなとき、ある地下鉄に乗った愛は、異変を感じ取る。地上に出るとそこは、愛の父・義彦（橋本さとし）がまだ生きている時代だった…。【この項、文・練馬大根役者】」「2006/10/21から全国ロードショーの、映画「地下鉄（メトロ）に乗って」の公開記念として、2006/10/14～11/4に放送された。副題（サブタイトル）は、以下の通り。第１話「思い出美容室」第２話「マザーズ・タッチ」第３話「キャッチボール」第４話「最終電車」【この項、文・＠】」協力・映画「地下鉄に乗って」、東京地下鉄。車輌・ドルフィンズ。衣裳協力・B.L.U.E.、Honeys、LA MODA 〓〓。撮影協力・美容院FRERE。協力・映画「地下鉄に乗って」（ルビ…地下鉄＝メトロ）、東京地下鉄。【データ協力・練馬大根役者、＠】