ボランティアで保護司をしている瀬田龍三（伊東四朗）が、社会復帰を目指す元受刑者に絡んで起きた事件を解決する、下町ムードたっぷりの人情サスペンス。主人公の担当した元窃盗犯の男が殺人事件に巻き込まれる。警察を始め、周囲の男に対する見方は、全て「クロ」。だが、男の無実を信じる主人公は、周囲への聞き込みを開始。やがて、男と被害者が大の映画好きだったことが、事件解決の糸口だと気付く。娘夫婦の葬儀屋を見守りながらボランティアで保護司をしている瀬田隆三が、窃盗の前科がある福島善行（渡辺いっけい）の社会復帰を手伝うことになった。福島の妻・里子（熊谷真実）は、現在、一人息子を連れて実家に戻り、父親・香田辰男（小林勝彦）の写真館で一緒に働いている。瀬田は、この香田が街金の黒川商事から多額の借金をし、写真館の売却を迫られていると知り、顔をくもらせた。人の良い香田は、友人の借金の保証人になり、それを肩代わりするはめになったらしいのだ。そんな折、黒川商事の会長・黒川英吾（石田太郎）の他殺死体が、自宅で発見された。瀬田は、福島の指紋が現場で検出されたと知り、驚愕するが…。【以上、日本テレビ広報資料より引用】【その他のクレジット表示】ロケ協力：巣鴨地蔵通商店街振興組合、塩坂写真スタジオ、折詰弁当 沙門、中央工芸株式会社、日本防水株式会社、TAMURA。協力：サン・アール & ピー、東宝株式会社。美術協力：東宝映像美術、高津装飾美術、白鳥典禮、芥川彫金クラフト工房。車輌：ショウビズクリエーション。【役名（演技者）】瀬田龍三（伊東四朗）、河合峰子（榊原郁恵）、福島里子（熊谷真実）、福島善行（渡辺いっけい）、河合 守（中本賢）、滝沢卓次（石倉三郎）、篠原 学（犬塚弘）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：ドラマ好き）】