★非テレビドラマ、劇場用映画★劇場公開済み作品のテレビ放送であり、厳密にはテレビドラマではないが便宜的にデータベースに収録した。「早稲田大学大学院国際情報通信研究科・安藤紘平研究室の学生が埼玉県本庄市の人々と共同で制作した作品。横浜国際映画祭（2003年11月）などで上映済み。【この項、文・法水】」「我輩はカメである。俺は30歳のOLなぎさ（尾上紫）と住んでいる。彼女は、俺と二人だけの生活に満足していると思っていたのに、ある日男を連れてきた。俺はやつをどうも好きになれない。案の定、やつはなぎさの留守に他の女を連れ込んだ。俺は、なぎさを悲しませるやつは許せない。その事実をなぎさに知らせる。うまく男は出て行くのだが、なぎさはそのショックで精神がおかしくなって、病院に連れてゆかれる。俺は愕然とした。なぎさにとって良かれと思ってしたことなのに…。一人になった俺は俺のまだ見ぬ故郷、海へ向かう。やってきた海。憧れの海。それは、俺にとって女であり母である。恍惚と海へ入ってゆく時、突然目のまえが真っ暗になる。これまで、全てカメの目線だったのが、初めて客観の映像となる。そこには、愛玩用カメロボット。子供たちが壊す。転がるメモリー。しかし、カメの記憶はメモリーに残っている。カメは、今でも自分を生きたカメだと信じて、海やなぎさを想っている。【この項、BS-i広報資料より引用】」協力・アルファエージェンシー、ARIES、TLC、サウンドボックス、夏プロジェクト、TBS、九条今日子（九条映子）、ギルフィルム、高木真一［早稲田大学富永研究室］、早稲田大学大学院国際情報通信研究科山崎研究室、早稲田大学大学院国際情報通信研究科河合研究室、早稲田大学大学院国際情報通信研究科長研究室、早稲田大学大学院国際情報通信研究科坂井研究室、独立行政法人情報通信研究機構、本庄情報通信研究開発支援センター。ロケ協力・早稲田大学、本町ハイツ管理組合、美容室Visage、山本道代ワークアートスタジオ、ペットサロンふくしま、本庄総合病院、太平ビルサービス株式会社さいたま支店、彩の国本庄拠点フィルムコミッション。