リストラ解雇され出家を考えている中年男（錦織一清）が、故郷の田舎の駅で、駅長の叔父（笹野高史）や駅前旅館のおかみ（阿知波悟美）と将来を話しているところに、別れた女（高橋ひとみ）と、その前亭主（入江雅人）が遭遇。出家のため下見に来ていた若いカップル（宅間孝行、前田亜季）も絡んで、みんなが生きることについて真剣に考え始める。【以上、毎日新聞より引用】「舞台は古刹「永名寺」のある山間の町。菅原光は、消費者金融会社をリストラされてこの町に帰って来た。目的は出家。彼はこれまでのしがらみを捨てやり直そうとしている。ある日、そんな光の前に福井という男が現れる。福井は光の別れた恋人・川原千草の元の夫。パチンコ依存症の千草とは、それが原因で光も別れたのだが、福井は自分の離婚も光が千草に金を貸したせいだと逆恨みして、光を追って来た。さらにあろうことか、光のアルバイト先の旅館に、千草が復縁を迫って訪ねてきた。光の子供を身ごもったというのだ…。【この項、NHK広報資料より引用】」