中央警察科学研究所に勤める愛子（竹下景子）は、犯罪捜査の証拠固めを支えるエキスパート。長野県松本市で病院の院長夫妻が殺された。夫の城山（望月太郎）は金属バットで殴られ、妻の春江（相本久美子）は首を絞められていた。警部補の秋津（夏八木勲）らは行方が分からない息子の剛（渡辺琢磨）を疑う。近所の主婦や家庭教師も剛が母親に暴力をふるっていたと証言。そんな中、秋津は犯行現場に残された血痕に注目。鑑定を依頼された愛子は独自の視点から捜査を進める。【以上、朝日新聞2004/08/30付より引用】フィルム映像の丹念な映像展開が魅力的な作品。