稲垣幸裕は自他ともに認める｢自分好き｣。今もっとも興味がるのは自分自身。だがある日、幸裕は同じクラスの古川愛李に興味を持つ。彼女の醸し出すなんだか憂うつな表情に心がときめくのだ。愛李に自分の魅力を積極的にアピールする幸裕だが…。中学生にとって嫌な友人のタイプの中に｢自己中｣｢ナルシスト｣というものがある。 ナルシストたちは自己陶酔しているために、周囲の声も聞こえなく、コミュニケーションを取りづらくなっているという。自分のことにしか興味がなかった男子中学生が、周囲との関係を絶たれ孤独になることで、あらためて周囲と自分との関係について考えるようになる様を描いていく。【以上、NHK広報資料より引用】本編内で表示された小タイトルは以下の通り。「ナルキッソスの日常」「ナルキッソス、落ち込む」「ナルキッソスの反省」「ナルキッソスの改心」。『中学生日記』のタイトルコール前の「オープニングメッセージ」は稲垣幸裕。キーワードは「ジブンヲスキデイタイ」。【データ協力：練馬大根役者】