1947年冬（フジテレビ広報資料では1948年冬）。信州の大財閥、犬神家当主の佐兵衛（佐藤慶）が死去。遺言状の公開に当たり、金田一耕助（稲垣吾郎）は犬神家の顧問弁護士に依頼されて信州へ赴く。遺言には佐兵衛の恩人の孫、珠世（加藤あい）に遺産を与えるとあり、松子（三田佳子）ら佐兵衛の実の娘３人は衝撃を受ける。【以上、朝日新聞2004/04/03付より引用】金曜エンタテイメント10周年記念。「1976年に映画化もされた名探偵：金田一耕助シリーズのドラマ化。本作では岸田今日子が映画版と同じ琴の師匠役で出演している。また、本篇前にはアメリカ時代の金田一を描いた「誰も知らない金田一耕助」を放送（約17分）、小日向文世が横溝正史を演じた。【この項、文：法水】」「1948年冬（放送当日の朝日新聞では1947年冬）、信州の大財閥の当主・犬神佐兵衛（佐藤慶）がその命を閉じた事に端を発し、この世にも奇怪な事件は幕を上げる。その莫大さゆえ一族のみならず世間の関心事だった遺産相続、佐兵衛が生前書き残した遺言状にすべてを委ねられたのだが、その発表は長女：松子（三田佳子）のひとり息子：佐清（西島秀俊）の復員を待ち、遺族全員がそろったところで執り行うこととされた。そして佐兵衛の死から８ヶ月、ようやくのこと佐清の復員の知らせが届く。と時を同じくして金田一耕助（稲垣吾郎）もまた犬神家の顧問弁護士の若林（樋渡真司）に依頼される形で、信州に赴くことになる。若林は遺言状の中身が発表されることにより恐ろしい事件が起こることを予期し、金田一を呼び寄せたのだった。たしかに最近では、犬神家に引き取られた佐兵衛の恩人の孫：珠世（加藤あい）が命を狙われる事件も頻発していた。【この項、フジテレビ広報資料より抜粋し、役者名を補足。補足：法水】」撮影協力：岡山県、(社)倉敷コンベンションビューロー、真備町「横溝正史疎開宅」、久世町教育委員会、成羽町 吹屋ふるさと村、野崎家塩業歴史館、正●興業、倉敷国際ホテル、ホテルグレイス倉敷、香川県、丸亀市、坂出市、社団法人香川県観光協会、四国化成、県地域フィルムコミッション、海上自衛隊県地方総監部、栃木県、日光湯元レストハウス、日光自然博物館、日光プリンスホテル、日光アストリアホテル、大井川鐵道、横浜フィルムコミッション、横浜観光コンベンションセンター、氷川丸マリンタワー、横浜貿易協会、毎日新聞社、PANA通信社、世界文化フォト、Gift of Eichi Hikida, Japanese American National Museum(92.195.8)、Gift of Jack and Peggy Iwate, Japanese American National Museum(93.102.516)。車輌：フェネック、フォレスト。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：法水）】