2003/7/5放送の「クーラー！クーラー！」と対をなす作品。前作はクーラーの故障で暑さに七転八倒する学校の騒動を描いたコメディだった。一方本作は、一人だけなかなか合格できない男子生徒を主人公に据え、受験期の中学生の不安定な心情をコミカルに描いた楽しい小品になっている。【以上、文・練馬大根役者】「２月の寒いある日。坪内秀樹は朝、布団からでられない。なぜなら寒くてしょうがないからなのと、きのう私立高校の不合格通知をもらったショックからだ。学校ではクラスのみんなが秀樹を慰めようとするが、慰めれば慰められる程、秀樹の体感温度は下がるばかり…。秀樹に対してほのかに恋心を抱く酒井菜月も、なんとか彼を励まそうとするが、その甲斐なく、秀樹は推薦入試も不合格してしまう。しかし、秀樹は人の心の暖かさや励ましによって体感温度が上がっていく事に気付いていく。さて残されたのは公立一般のみ。秀樹に春は訪れるのだろうか…。中学生の夏の生態と教室の冷房化事情を描き、昨年夏に放送した「クーラー！クーラー！」の冬バージョンです。テーマは「寒さ」と「受験」。今回は中学生へのアンケートを元に、寒い学校や家で繰り広げられる悲喜こもごもの中学生ライフを受験事情とからめながらコミカルに描く。【この項、NHK広報資料より引用】」。『中学生日記』のタイトルコール前の「オープニングメッセージ」はSowelu。キーワードは「ヒトヲワラワセタイ」。【データ協力：練馬大根役者】