研修医の英二郎（妻夫木聡）は、出久根（加藤浩次）らとともにがんを扱う第４外科で研修を始める。英二郎の指導医は、抗がん剤の研究に熱心で教授の川渕（古谷一行）や患者に受けがいい庄司（阿部寛）。出久根は終末医療を重視する宇佐美（石橋貴明）の指導を受ける。そんな中、英二郎はすい臓がんの患者、良江（薬師丸ひろ子）に対する庄司の治療法に疑問を持つ。出久根もがんを消すことだけが治療ではないと言い切る宇佐美の方針に苦しんでいた。