12月のはじめ、都内の郵便局で働く雨宮京子（安倍なつみ）と、売れっ子漫画家の安西今日子（石川梨華）は事故で死んだ恋人・吉郎（遠藤雅）の葬儀で出会う。2人は同じ男とつきあっていたのだ。吉郎は、故郷の北海道で撮ったビデオを残していた。「キョーコ、今年のクリスマスイブには君をここに連れて来たい。見せたいものがあるんだ。」それが吉郎のメッセージだった。どちらの「キョーコ」にあてたメッセージなのか？　そして吉郎は何を見せたかったのか？　2人は吉郎の真意を確かめるために北海道へ旅立つ。2人は吉郎の故郷・里笛町に住む吉郎の父・杉倉（小日向文世）を訪ねる。杉倉は吉郎から渡された「キョーコ」の写真を見せ、「吉郎はあんたに、クリスマスイブに2人で見ると幸せになれるという伝説のある、ツリーの点火式を見せたかったんだ。」と話す。どちらのキョーコか分かったが、2人はクリスマスイブの当日、ツリーの点火式に参加する。そして、吉郎のビデオに映っていたあの木に、美しいイルミネーションが点る…。【以上、NHK広報資料より引用。採録・練馬大根役者】撮影協力・北海道ニセコ町、北海道蘭越町。地上波NTSC方式では、NHK総合にて2003/12/24、19:30～20:28放送。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：練馬大根役者）】