小林真一（えなりかずき）は、伯母・観世理恵（吉行和子）の勧めを断りきれずに、教師の麹町もろみ（濱田マリ）とともに、伊東のリゾートホテルを訪れた。ところが手違いでホテルは満室。二人は目玉である流行のレストランにも入れず、海辺で弁当を広げていると、海中からウエットスーツ姿の三崎凪子（佐藤仁美）が現れた。真一らを、密猟犯だと勘違いしたのだ。凪子はお詫びにと真一らを民宿を営む自宅に招待する。真一の伯母にそっくりな女将の三崎波留子（吉行和子・二役）にも歓迎され、真一は「お礼に手料理を」と市場に出かけたが、そこで偶然にも、件のホテルのレストランをとりしきる新進気鋭のシェフ・砂原美潮（東ちづる）と出会う。美潮が娘の真鈴（土田彩綺）を叱っていることに対して、つい口を挟んでしまった真一は、言い争いの末、真鈴のベビーシッターを引き受けることになってしまった。わがままし放題の真鈴を、美潮のレストランへ送り届けに行った真一と凪子は、貯蔵庫で料理ライターの長浜洋奈（奥貫薫）が死んでいるのを発見してしまった。通報を受けて駆けつけた刑事・浪越拓浪（矢島健一）は、美潮を犯人だと決め付ける。事件の直前に、美潮と洋奈が、レシピ本出版の件でもめていたのを複数の人間に目撃されていた上に、凶器となったのは美潮のネーム入りの包丁だったのだ。美潮は否定するが、重要参考人として連行されてしまい、真一はそのまま真鈴を預かる羽目に。　美潮が誰かに陥れられているのではないかと疑う真一は、自称、真一の「魂のブラザー」錦一（江成正元）らとともに、真相解明に乗り出す。【以上、フジテレビ広報資料より引用】車輌・ファン。撮影協力・伊東アリーナホテル、フィルム・コミッション伊豆、伊東観光協会、伊東マリンタウン、伊豆東海バス、伊東活魚、日立物流、品川クリスタルスクエア、Click by SOOMER。【データ協力・ドラマどすえ】