３年生の卓郎はニーチェとサルトル、小林旭を愛する男の子。家族、学校、塾など窮屈さに満ちた自分の生活の様々な場面で、卓郎は空想の翼を羽ばたかせる。空想の場面はミュージカルやアニメ、ワイヤーアクションを駆使し、軽快に描く。【以上、NHK広報資料より引用】「2003年4月からETVの編成が大幅に変更。『中学生日記』も日曜朝から土曜夜ゴールデンタイムでの放送になった（再放送は翌週土曜10:30-10:59にETVで放送）。この作品は変更後の第１作にあたる。また、前年度までは、月ごとに共通のテーマを設定、タイトルに「シリーズ○○」と銘打ち、数作を制作するという形式だったが、本作は独立した作品になっている。『中学生日記』のタイトルコール前約40秒弱、歌手のGacktが出演。「元中学生・Gackt」として、いまの中学生に、ルールにとらわれずに自分の心に思い描いたことをやろうというメッセージを語った。【この項、文：練馬大根役者】」「新年度の第１回目は、中学生が学校・家庭・塾・友達づきあいなど、暮らしの中で感じる「窮屈さ」を描く。３年生の秋田卓郎は空想癖があり、ニーチェをサルトル、そして小林旭をこよなく愛する男の子。自分の生活のさまざまな場面で、卓郎は空想の自由な翼を羽ばたかせ、現実に批判を加えていく。彼の空想は、ストレスや窮屈さが満ちた現実に対する痛烈な批判である。現実と空想が、DVDを見るように、細かい小節ごとに分かれて展開する。空想の場面はミュージカルやアニメ、ワイヤーアクションを駆使し、軽快に描く【この項、NHK広報資料より引用】」。作品内の小タイトルは以下の通り。【トラック1「家」】チャプター1「子ども部屋」、チャプター2「母」、チャプター3「父」、チャプター4「理想」（ボーナストラック）、【トラック2「学校」】チャプター1「教室」、チャプター2「同級生」、チャプター3「先生」、チャプター4「理想」（ボーナストラック）、【トラック3「放課後」】。【役名（演技者）】矢場先生（竹本孝之）。【データ協力：練馬大根役者】