佐賀市内にある旅館の離れの一室で男の他殺死体がみつかった。被害者は市内で金融業を営む常連客の矢崎幸之介（久保晶）。現場には割れた高級ワインのビンが散乱していたものの場所が離れだったため、事件の目撃者はいない。しかし、矢崎の娘・久美子（佐藤直子）の話からすぐに容疑者が浮上した。汐見ユカ（草笛光子）…自ら会社を起こし１２０人もの従業員を抱えるまでに育て上げた汐見製作所の女社長である。捜査二課の報告によると、ユカは現在証券取引法違反の疑いで取調べを受けている最中。実は、３ヵ月前、ユカが雇った三津田（米倉斉加年）という男が画期的な発明を新聞発表。この新発明の真偽をめぐって株価が乱高下した。ユカは緊急株主総会で三津田に説明させようとしたが、三津田はその当日に失踪。多額の融資をして矢崎は、この金の即時返却とユカの退陣を要求していたのだ。【NTV広報資料より引用】車輌：ランナーズ。撮影協力：吉野ヶ里御宿　豊荘、吉野ヶ里歴史公園、サガシキ印刷、佐賀ターミナルビル、佐賀市ユメックス、トヨタレンタリース佐賀、唐津中央観光バス、全日本空輸、油壺観光ホテル、フジソク・ケー・エス。協力：Jack Road、プリンセスバッグ、マスダ増。【役名（演技者）】水木正一郎警部補（いかりや長介）、西山捜査一課長（田中健）、汐見ユカ（草笛光子）、松島（井川比佐志）、荒巻警部補（渡辺哲）、三津田（米倉斉加年）、水木加代子（藤田弓子）、水木直子（有森也実）、八重垣刑事（斉藤陽一郎）、遠山本部長（上田耕一）、貝塚警部補（水島涼太）、人見刑事（長棟嘉道）、佐々木刑事（頃末弘巳）、女性警察官（今井淳子）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】《4:3》