週刊誌の女性カメラマンに扮した藤原紀香が、京都、大阪、神戸を舞台に連続殺人事件の謎を追い、新建材の欠陥を暴くと同時に、欠陥ビルを設計したとして死んだ父親の汚名を晴らすまでを描いていく。報道カメラマンを目指す週刊GAINの女性カメラマン、花瀬ちなつ（藤原紀香）は、ルポラター倉橋（西村雅彦）から関西財界人のパーティーに出席するツノダ化工の社長、角館（黒部　進）の写真を撮るように頼まれる。だが、ちなつのかくし撮りはキャスターのさわこ（塚本加成子）と彼女を執拗に撮り続けるフリーのライター田沼（伊吹　剛）に気づかれ、フィルムを抜き取る羽目に。二人の様子に疑問を抱いたちなつと倉橋は、後を追って殺されたさわこを見つけ、助けを求める田沼を救うことになる。入院した田沼は、警察の調べに口を開かないが、退院する彼を追ったちなつに「深入りするな、さわこやあんたの父親のようになる」と忠告する。ちなつの父、友也（古谷一行）はゼネコンの技術部長だったが、阪神大震災で設計した新築ビルが倒壊、責任を感じて自殺していた。協力：林　　正幸（パソコン画面）、摩島メディカル、日本メディコ、川重防災工業、パラマウントベット、コスモネット、富士通、KMG、ショウカー・オノ。ロケ協力：財団法人 国立京都国際会館、神戸ポートピアランド、エル・スポーツ京都、ルシアン、ホテル嵐亭、京都東急ホテル、大阪東急ホテル、ちかなかタイル、京都リサーチパーク、神戸ボートピアホテル、彌栄自動車、京都通信病院。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：デイリーザキヤマ）】