京太郎（里見浩太郎）は検事を辞め、今は祇園で料理屋を営んでいる。ある日、夜桜見物に出掛けた京太郎は、若い芸妓・袖香の死体を発見。ほどなく二人の芸妓が殺された。警察の捜査から会社常務・城戸崎隆二に容疑が。隆二は社長である兄・鉄造の跡取り息子が死んだ後、その未亡人・頼子（石野真子）と会社乗っ取りを画策。だが、顧問弁護士の結城世津子（坂口良子）に阻まれていた。京太郎は、被害者の名字と年齢が同じだったと知り、犯人は誰かと間違えて三人を殺してしまったのではないかと推理する。遺産相続問題が殺人の動機だと感じ取った京太郎は、検事時代の後輩でもある世津子に面会。鉄造に隠し子がいるのではなという質問を投げかけ、反応を見る。すべてを語らない世津子の態度から鉄造に訳ありの娘がいることが判明した。【以上、BS-TBS広報資料より引用】当初放送予定は1997/06/02だった。前週の同枠でも放送予定の予告があったが、1997年５月に発生した小学生殺害事件で小学校前に生首が放置された衝撃のため、放送日が延期された。ロケーション協力：江戸川グループ、お食事処　やけんぼり　末吉町店、旅館　菊香荘、CK Cafe、京料理 中村楼、分銅屋足袋、京聯自動車、河端病院、ショーファンタジー カルシウムハウス、イタリヤード。【役名（演技者）】一色京太郎（里見浩太朗）、結城世津子（坂口良子）、村越誠治（愛川欽也）、結城頼子（石野真子）、美代春（長谷川真弓）、佐久間千明（東根作寿英）、高見直也（佐野圭亮）、久米和樹（堀内正美）、城戸崎鉄造（高野真二）、城戸崎隆二（和崎俊哉）、村越由加利（古柴香織）、木口修（水谷敦詞）、倉田善吉（頭師孝雄）、松原トメ（岡田千代）、袖香（倉田恭子）、篠菊（上野正希子）、梶子ママ（梶浦義正）、チーママ（春野桃子）、園田伸江（飯島順子）、永坂（谷口高史）、蝶丸（竹本聡子）、奈津江（三浦徳子）、医者（大木晤郎）、課長（山本弘）、分銅屋主人（泉ひろし）。