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ドラマ 詳細データ父を殴れ(父をなぐれ)

放送開始間もない北海道放送が設立したHBC会館を使って制作された番組「HBCテレビホール」で放送された作品。「問題意識のつよい社会派作家が『血と虹』に続いてテレビドラマ第二作として書きあげたこと、HBC劇場、劇団十日会、学大札幌分校劇研など、オール地元劇団のメンバーによって演ぜられたなどで話題になった。【この項、「北海道放送二十年」(1972/09、北海道放送発行)より引用】」北海道地方でのローカル放送。脚本の猪俣勝人は本作執筆の経緯を記している。「安保反対のデモに全熱情を傾けている学生と、それを鎮圧する職業にある巡査を、父と子という個人的な立場に置いて、ただそれだけをドラマの根幹として、太く一本の感銘を盛り上げようと試みてみた。題材の関係で、当然、デモ風景が沢山出るが、これはテレビニュースを活用し、それにナマの俳優演技を小間切れ的に挿みこんで、そこに社会現実的ナマのものと、俳優演技的ナマのものとを、渾然一体に溶け合わせて、現代を呼吸するテレビドラマを立体化しようという狙いである。演出担当者が、遠隔の地にあるので、まだ充分の打ち合わせをすることが出来ないので、ぼくの意図したものが、脚本だけ読んだ清水君に伝わるかどうか心配しているので、新しいテレビドラマを生もうとして全情熱を打ち込んでいる同君には必ず何か通じるものがあるに違いないと信じている。【この項、文:猪俣勝人氏(「テレビドラマ」(現代芸術協会刊)1960年7月号より引用)】なお、「テレビドラマ」(現代芸術協会刊)1960/07月号にシナリオが掲載されている。【参考文献:「北海道放送二十年」(1972/09、北海道放送発行)、北海道放送社史編集委員会編「プログラム10年の記録-北海道放送10年・別冊-」(1963/07/30、北海道放送放送業務室刊)】
キー局 HBC 放送曜日 放送期間 1960/07/09~1960/07/09
放送時間 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 HBCテレビホール
主な出演 HBC放送劇団劇団十日会北海道学芸大学札幌分校劇研
主な脚本 猪股 勝人猪俣 勝人
主な演出 小南 武朗(一部資料では、清水 洋三
局系列 JNN
制作会社 HBC

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