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ドラマ 詳細データ飛べないオトメの授業中

第6回ヤングシナリオ大賞受賞作のドラマ化。1849編の応募作の中から大賞を受賞。女子高生のみずみずしい感性の描き方が評価された。脚本を執筆した村井さだゆき氏は本作の脚本が月刊「ドラマ」誌に再掲載された2020年に執筆当時を振り返っている。「若い頃は誰しも社会に対して閉塞感を感じるものなのだろう。この作品もご多分に漏れず、当時の僕のそんな気分の反映なのは間違いないと思う。とはいえ、振り返ってもやはり90年代というのは、何か抑圧的な空気が社会全体を覆い始め、それまでのお気楽なムードを唾棄する思想が支配的になる気配が漂っていた――そんな時代だったように思える。もちろん今に比べれば、まだ繁栄の残滓が遥かに残り、やり方次第ではいろんな事がもっと上手く回っていくはずだと考えることも可能ではあったのだが、何かそういう手立てが一つひとつ潰されていくような鬱陶しさが、あの頃の日本には確かにあった。一言で言うと、バブルというあまりにもあっぱらぱーな時代への反省というヤツだったのだろう。そんな訳で、「飛べないオトメ~」を書いたころの僕は、そんな閉塞感を打開するする方途を、それなりに真摯に考えていたのだ。まず、閉じた空間と時間を考える。澱んだ時空の中で、逃走の軸が何本も走り、複雑に絡み合いながら、ある結末に辿り着く。最初にそういう関係図を描き始め、4、5日でプロットにまとめて二日で書き上げた。しかしながら、そういう逃走の企みは、社会の内部にとどまるうちは、悉く失敗に終わる。唯一そのことに抗う方法があるとすれば、それは枠外への逸脱しかあるまい。だから、この作品の結末は必然だった。あれから20数年、とはいえもう少しマシな世の中に出来たはずだと、今の日本の現状を見て、思わないでもない。大人の一人として申し訳ない気持ちにもなるが、今回の再掲載が、若い読者にとって、今度は自分がもっと冴えたやり方を考えてやろうと野心を持つきっかけになるなら幸い。あの時、世に問うた甲斐があったというものである。【この項、雑誌「月刊「ドラマ」(映人社刊)2020年9月号より引用】」【放送日時補足】関西地区では関西テレビにて1994/07/02 15:00-16:00放送。
キー局 CX 放送曜日 放送期間 1994/05/29~1994/05/29
放送時間 13:30-14:25 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 第6回ヤングシナリオ大賞
主な出演 佐藤 藍子菅野 美穂岩崎ひろみ馬渕英里何馬淵英里何…誤り馬渕英俚可馬淵英俚可)、勇  静華飯塚 雅弓山口香緒里松重  豊
主な脚本 村井 貞之村井さだゆき
主な演出 緒方 幸夫
局系列 FNN
制作会社 CX
ビデオ (脚本掲載:月刊ドラマ2020/10)

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