将軍綱吉（長門裕之）病気の報せに急ぎ登城した早乙女主水之介（北大路欣也）だったが、病気どころか、伊達家の息女・八重姫（多岐川裕美）との縁談を勧められる始末。だが、それも口実で、伊達藩謀反の噂の真偽を探ってきてほしいとのことだった。退屈の虫封じにと引き受けた主水之介は、用人の喜内（堺正章）を連れ、国許へ帰参する八重姫の行列を追って陸奥へと旅立った。だが、すでに幕府転覆を狙う豊臣方の残党たちが、紀伊国屋文左衛門（名古屋章）のもとに集結していた……。北大路扮する早乙女主水之介が陸奥から果ては南の国まで足をのばして縦横無尽、不死身の大活躍。額の傷が出来た顛末も描かれる。松尾芭蕉、紀伊国屋文左衛門、井原西鶴も驚きのキャラクターとして登場し、悪の親玉の正体にもびっくりさせられる奇想天外なストーリー展開に、3時間もあっという間の大活劇。【以上、時代劇専門チャンネル番組広報資料より引用】