今から64年前、アムステルダムオリンピックで女子800メートル走に出場した人見絹枝は、見事銀メダル輝き、日本人女性初のメダリストとしてスポーツ史に名を残した。陸上界に彗星のごとく現れ、数々の世界記録を樹立した天才的アスリート・人見絹枝は、大阪毎日新聞社で初の女性運動部記者としても活躍したが、結核の前に力尽きた。日本女子スポーツが不遇な時代に、世界トップ選手として活躍、建築家・今井兼次への恋、そして、結核で29歳の短い生涯を閉じた彼女の清冽な青春を描く。【以上、「週刊テレビ番組」（東京ポスト刊）より引用。引用・秋の夕映え】