過去の愛憎と怨念が交錯して起きる復讐劇。在米20年の元ジャズシンガー・大井桂子（岩下志麻）が、音大時代の友人・葛城夏生（水野久美）から相談をうけ、急遽、帰国した。夏生の悩みとは音楽家をめざす息子の明（大鶴義丹）が、エレクトーン教師の吉野笛子（高樹澪）と親しくなったちうこと。20年前の笛子の母の自殺事件に、桂子と夏生が関係していたことから二人は動揺した。