千頭駅の駅前の日の出食堂で無銭飲食をし警察へ突き出されそうになった清（芦屋雁之助）は、親切な駅弁の売り子に助けられる。「列車の中で駅弁を売るさくら（有森也実）を助けた山下清（芦屋雁之助）は、千頭駅そばの日之出食堂で無銭飲食をしてしまう。しかし、その店はさくらが働く食堂だった。従業員として働くことになった清は、相変わらずの失敗続きで、主人夫婦（佐野浅夫・浅利香津代）に叱られてばかり。そんな清が、山林王の山川源太（犬塚弘）の娘婿になろうとしている旧知の詐欺師・一平（横山やすし）と再会したり、さくらの妹（西部里菜）が欲しがる赤い自転車や、病気で倒れたさくらの母（小園蓉子）の手術費を捻出しようとしたりする。【この項、文・市村】」ロケーション協力・静岡県本川根町、大井川鉄道、千頭・清水館。【演技者…役名】「芦屋雁之助…山下清、有森也実…さくら（日之出屋食堂の従業員）、浅利香津代…日之出屋食堂の女将、久保田篤…〔テツヤ〕（山林王の息子。〔サユリ〕の弟）、西部里菜…もも子（さくらの妹）、新村礼子…日之出屋食堂の従業員、船場牡丹…〔サユリ〕（一平に惚れている山林王の娘）、小野田真之…〔テツヤ〕の弟分、今村廣則…〔テツヤ〕の弟分？、安部潮…千頭東警察署の刑事、小園蓉子…手術をするさくらたちの母、犬塚弘…山川源太（山林王）、佐野浅夫…日之出屋食堂の主人、ケーシー高峰…パチンコ店・ヤマトホールの店主、横山やすし…一平（清の旧知の結婚詐欺師）。【この項、文・市村】」【データ協力・市村】