世田谷の洗濯屋の長女・肝っ玉姉ちゃんを通して、家族の絆、人と人とのふれあいを描く。広子（榊原郁恵）は高校卒業後、亡き母の代わりに父・清三（内藤武敏）のクリーニング店を手伝い、妹・和子（杉田かおる）、弟・浩一（伊藤洋一）から「おっきいちゃん」と呼ばれて頼りにされてきた。ある日、広子は坊ちゃん医学生の竹彦（佐藤佑介）のマンションにクリーニングを届けに行った。竹彦はやけ酒を飲んで泥酔しており、広子は仕方なく介抱した。そこへ竹彦の父・勘治（下條正巳）から電話が入った。広子を竹彦の遊び友達と勘違いした勘治は、竹彦の様子を見に急ぎ上京した…。