婚約者を結婚直前に亡くした女性の心の旅を描く。「風光明媚な宮崎の景色と心理的なサスペンスを織り込んだ愛のドラマ。恋人・島村を旅行前に亡くし、その影を追って宮崎に来た京子を三田佳子、２人の関係を知る島村の友人・杉戸を前田吟が演じる。新婚旅行のツアーに２人で予約した京子は、宮崎の風景画が描かれたスケッチブックを手に１人で参加していた。これを不審に思い、結婚コンサルタントだという杉戸は京子の部屋を訪ねるが、画家の夫・島村は写生に出かけているという。しかし、じっと待っているよりも夫を探しに出かけるという京子に、案内を買って出る杉戸。亡き夫の思い出に酔う京子に杉戸は、自分は島村の友人で、実は妻子ある島村の愛の苦悩も知っていたと話すのだった。そんな杉戸に驚く京子も、島村はすでに死んでしまいその面影とともに新婚旅行し、あのスケッチブックに残された地を探しているのだと話しはじめる。【この項、TBSチャンネル広報資料より引用】」【参考資料：webサイト「脚本データベース」（2023/10/08参照、http://db.nkac.or.jp/top.htm）】