しっぽがなくて耳はウサギ、そして、うしろ足はカンガルーみたいな、トンデモネズミの、愛と冒険の物語。何しろコワイもの知らずのトンデモネズミ、オバケのドロロンにあっても、タカのキャプテンホークにおそわれても、へっちゃらだ。かえって、なかよしの友だちになってしまうんだから、もうビックリ。でも、キャプテンホークは、トンデモネズミと別れるとき、とっても気になることを言いのこしていった。「キミは、トンデモネコに食べられる運命にあるのさ－。」トンデモネコって、いったいどんなヤツなのだろう。トンデモネズミは、運命のであいを予感しながら、もちまえの明るさとコワイもの知らずで、街から街への大冒険が始まる－。とってもかわいいトンデモネズミの大活躍をお楽しみに。【以上、「週刊TVガイド」（東京ニュース通信社刊）1979/07/06号より引用】提供・日本生命保険。