幼い時に父親が殺人事件を起こし、事件後、一家心中を図り姉と二人だけ残されたという過去を持つヒロイン・由美（島田陽子）が、エリート社員と婚約し、ようやく幸福をつかみかけた時、過去を暴くぞと脅迫される。しかも、脅迫者の殺害現場に居合わせたため、殺人犯として追われ、婚約者からも婚約を破棄される。そして、殺人事件担当の刑事（江守徹）との間に恋が芽生えるが…。冒頭から結末までストーリーは二転三転するサスペンス。【以上、「週刊テレビ番組」1978/01/13号より引用】犯人は誰か？という番組広告を出して犯人を当てた正解者には懸賞があたった。実際の懸賞賞品が100万円、などならカッコよかったのだが、実際にはラジカセ５名または書籍（「エラリー・クイーン編「日本傑作推理12選」１・２集および「世界傑作推理12&ONE」（光文社刊）の３冊）100名というショボさだった。提供：小杉産業、宝酒造、トモエそろばん、リプトン紅茶ほか。【参考資料：書籍「日本タレント名鑑'81」（1980/12/30、VIPタイムズ社発行）［尾曳伊都子の項］、書籍「劇団ひまわり30周年史」（1981/09/22発行、発行所：株式会社劇団ひまわり）】