高校の合格発表、卒業式、謝恩会など、中学生最後の行事が行われた。憲は、高校に進学できず、家を飛び出した。そんな中、教室の羽目板に彫刻刀で「ヒゲ死」と彫られていたことがわかった。伸一は、彫刻刀を拾い、それが憲のものだと知る。やがて憲がクラスに戻り、みなで羽目板に「ヒゲ、死なず」の文字を印した。【以上、NHK広報資料より引用】「NHKテレビ10日『中学生日記』に中三であるボクは大きく感動した。表面的なことでは、生徒と先生は決して一つにはならない。しかしお互いの行動や心をよく理解すれば、素晴らしいものになる。この番組を見たあとボクたち中学三年生の周囲に温かい春の風が吹いたような気がした。（東京・墨田区　松倉晋一）【この項、毎日新聞1974/03/14付「マイクへ一言」より引用】」