京塚昌子が主演する時代劇。神田明神下の〝か組〟は、江戸の町火消いろは四十八組の中でも名門。勇みハダの若い者相手に采配を振る〝か組のお京〟（京塚）は、芝で生まれて神田で育った文字通りの江戸っ子。〝後家のふんばり〟と陰口をたたかれながらも一人息子の清太郎（郷ひろみ）が一人前になるまではと、亡き夫の残した由緒ある〝か組〟のまといを守り抜く根性かあさんである。そんなお京が、いつも身につけている踊り用の手ぬぐいを武器に捕物に乗り出した。お京の妹役で朝丘雪路、その亭主の美男目明しに津川雅彦といった顔ぶれのほか、沢田雅美、伊吹吾郎、古今亭志ん朝、あおい輝彦、丹波哲郎らが出演する。【以上、毎日新聞1973/09/08付より引用】サブタイトルは以下のとおり。第１回（サブタイトルなし）、第２回「祭ばやしに人魂とんだ！」、第３回「花嫁消えた彼岸花」、第４回「野良犬ほえた秋の風」、第５回「又平泣いた恋の仇討ち」、第６回「炎に咲いた男の友情（台本時タイトル…男が泣いた赤い風）」、第７回「やぐら太鼓に消えた宝刀（台本時タイトル…やぐら太鼓に宝刀紛失）」、第８回「おとこ一匹清太郎」、第９回「挑戦状だ？おっかさん！（台本時タイトル…菊人形が手紙をくれた（仮題））」、第10回「熊手のおかめとひょっとこ亭主」、第11回「別れの朝に姫君泣いた」、第12回「曇のち晴おくみの縁談」、第13回「今日から師走の金づまり」、第14回「か組の纏にからすが群れた」、第15回「春だというのに大騒動」、第16回「人情十手泥棒」、第17回「めでためでたの除夜の鐘」、第18回「恋と涙は江戸の華」、第19回「幼なじみの泣きぼくろ」、第20回「空っ風のくれた赤ん坊」、第21回「鶴に誓った仇討ち」、第22回「泣くな又平、福は内」、第23回「謎の三両かくれんぼ」、第24回「春は嬉しや花嫁御寮」、第25回「燃えよ男だ清太郎！」、最終回（第26回）「あしたへの旅立ち」。【参考資料：書籍「映像の先駆者125人の肖像」（2003/03/30発行、志賀信夫著、日本放送出版協会刊）、書籍「日本タレント名鑑'81」（1980/12/30、VIPタイムズ社発行）［上杉二美の項］、書籍「劇団ひまわり30周年史」（1981/09/22発行、発行所：株式会社劇団ひまわり）】
| キー局 | CX | 放送曜日 | 土 | 放送期間 | 1973/09/08～1974/03/02 |
| 放送時間 | 20:00-20:55 | 放送回数 | 26 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 京塚 昌子(1)-(26)、丹波 哲郎(1)(3)-(20)(22)-(24)(26)、沢田 雅美(1)-(26)、郷 ひろみ(1)-(26)、萩本 欽一(3)(7)(8)(16)(17)(20)、伊吹 吾郎(1)(5)(6)(8)(9)(11)-(16)(21)-(26)、あおい輝彦(1)(9)(10)(13)(15)(17)(19)(21)(22)(25)(26)、津川 雅彦(1)(6)(9)(11)-(26)、朝丘 雪路(1)(14)-(16)(18)-(22)(25)(26)、古今亭志ん朝(1)(12)、久野 四郎(4)(6)(8)-(11)(13)(16)(20)(22)、市川 翠扇(11)(20)(23)-(25)、ひし美ゆり子、三ツ木清隆、林 靖子、多々良 純、朝倉 宏二、牧田 正嗣、赤木 春恵、龍虎（放駒親方）、水谷 豊、佐々木 功（ささきいさお）(2)、木村由貴子(3)、山本 亘(3)、細川 俊夫(3)、潮 哲也(4)、佐々木 剛(4)、高品 格(4)(14)、左 とん平(5)、京 唄子(10)、鳳 啓助(10)、紀 比呂子(11)、西村 晃(12)(24)、武内 享(12)、梅津 栄(12)、長谷川澄子(12)、田中エリカ(12)(25)、高橋 弘信(14)、有島 一郎(16)、美空ひばり(18)、中村賀津雄（中村嘉葎雄）(18)、三木のり平(21)、田辺 靖雄(21)、市原 悦子(23)、谷 啓(26)、上杉 二美、松田 洋治、謙 昭則、 | ||||
| 主な脚本 | 大西 信行(2)-(4)(6)(7)(9)(10)(13)(22)、池田 一朗（隆 慶一郎）(8)(16)(20)、土橋 成男(11) | ||||
| 主な演出 | 富永 卓二、杉田 成道 | ||||
| 原作 | 大西 信行 | ||||
| 局系列 | FNN | ||||
| 制作会社 | 新制作プロ | ||||
| 主題歌 | 美空ひばり「ひばりのカンカン囃子」「女ひとり」 | ||||
