定年を迎えた男が、仏壇の奥から過去帳を発見。先祖がすべて五十四歳で死んでいる事実を知る。【以上、「テレビドラマ全史」（東京ニュース通信社刊）より引用】「上方人情や根性もので知られる花登筐が初めて書きおろしたホームドラマ。堅物のサラリーマン・堅井鉄夫（藤岡琢也）が早死の家系の秘密を知ったことから起きる悲喜劇を人情味をまじえながら描く。【この項、毎日新聞1973/01/08付より引用】」各回のサブタイトルは以下のとおり。第１回「父よあなたは強かった！」、第２回「親父を粉砕しろ！」、第３回「町行かば肌出す女」、第４回「天気晴朗なれど波高し」、第５回「天に代わりて不義を打つ」、第６回「外部戦線異状有り」、第７回「死して我家の鬼となれ」、第８回「男立てずに死なりょうか」、第９回「平和条約を結べ」、第10回「チェックの響き遠ざかる」第11回「鼻水すすり頭下げ」、最終回（第12回）「家族戦の花と散る」。