アメリカの社会派作家レジナルド・ローズの「ホーレス・フォードのふしぎな世界」を江上照彦が脚色したもので、このシリーズ初の外国作品。あまりに純粋すぎて、現代社会の軌道に乗れないおもちゃデザイナーのふしぎな蒸発事件をミステリー風に描き、現代に忘れられがちな、真に人間的な生活の大切さを訴える。【以上、読売新聞1970/03/28付より引用】江上照彦は本作をもってテレビドラマ脚本の筆を置いた。なお本作の米国でのオリジナルは「トワイライトゾーン」の一編「落ちた時計」（原題：「フォーレス・フォードの不思議な世界」）として映像化を前提に執筆されたもの。【役名（演技者）】河東寒吉（山本学）、明子（中原ひとみ）、母（三益愛子）、本田一郎（佐藤英夫）、礼子（坂本スミ子）、社長（三島雅夫）、記者（及川広夫）。【参考文献：webサイト「NHKクロニクル」（2020/06/20参照、http://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/）、web（ブログ）「Blog鬼火～日々の迷走」内の「思い出す事など　八」（2020/06/20参照、http://onibi.cocolog-nifty.com/alain_leroy_/2007/07/post_9fe7.html）】