一組の男女が恋をし、結婚しようというときに起こる家の問題、家族の問題など、さまざまな事件を通じて、現代の結婚の条件を考えようとする西条道彦のオリジナル・ドラマ。洋子（九重佑三子）と邦夫（杉良太郎）は、同じデパートの従業員で、将来を誓い合った恋人同士。二人が団地を申し込んだところ、意外にも当選したため、それぞれの家族に二人の仲を打ちあけて結婚の許しを得ることにした。ところが洋子の両親（佐野周二、葦原邦子）も邦夫の両親（進藤英太郎、鈴木光枝）も、突然の話に驚き、相手にしてくれない……。【以上、読売新聞1969/04/17付より引用】提供：花王石鹸、東レ、雪印乳業。