幕末を舞台に過酷な運命を生きる姉妹の物語。「長州藩の家老畑中竜之介（宇佐美淳也）の孫娘こりん（高千穂ひづる）、ゆき（北条きく子）は、倒幕過激派の父甲之進（河村弘二）に従ううち、否応なく激しい政争に巻き込まれてゆく。江戸に出て芸者に身をやつし、幕府方の動静を探るうち、こりんは軍事参議吉岡大三郎（石濱朗）と恋に落ちる。しかしそれは、長州への裏切りを意味していた……。視聴率が不振だったこの時間帯のテコ入れのため、局が昼メロの「奥様劇場」で高視聴率作品を連発していたNMCに発注した連続テレビ映画。白黒作品。NMCにとっては、昼以外の時間帯、時代劇ともに初めての作品であり、本作で培われた時代劇のノウハウが後の大奥三部作へと繋がってゆくことになる。笹みどりは19作のドラマ主題歌を歌っているが、昼メロ以外は本作が唯一である。脚本の三条正人は、東京ロマンチカの三條正人とは別人。実はNMCの社長さんのペンネーム。【この項、文：高校教師】」提供：片倉工業、全薬工業。【データ協力・校正協力：高校教師】【参考資料：書籍「日本タレント名鑑'81」（1980/12/30、VIPタイムズ社発行）［加地健太郎の項］】
| キー局 | CX | 放送曜日 | 月 | 放送期間 | 1968/01/01～1968/04/01 |
| 放送時間 | 22:00-22:45 | 放送回数 | 14 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 高千穂ひづる、北条きく子（北條きく子、北條希功子）、石濱 朗（石浜 朗）、河野 秋武、宇佐美淳也、木暮実千代、穂積 隆信、河村 弘二、三田登喜子（三田桃基子）、加賀 邦男（舟波邦之介、舟波邦之佑）、万里 昌代、宮川 洋一、古賀 京子、天野 新士、山波 宏、久富 惟晴、武藤 英司、増田 順司（増田 順二）、富田仲次郎、高島英志郎（高島新太郎、高島 弘行）、服部 哲治、佐藤 京一、森山周一郎、芹川 洋、マイケル・ボサート、中川 秀人、菅 美知子、加地健太郎、 | ||||
| 主な脚本 | 上田しげし、柳川 創造、三条 正人（大橋 正次、五条 雅之） | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 滝沢 勝治(NMC)、渡辺 大年(CX)、丹羽 茂久(CX) | ||||
| 主な演出 | （監督：土屋 蔵三(1)-(4)、伊谷 剛(5)(6)、柳瀬 観(7)(8)、西河 健治(9)-(14)）（助監督：浜田 紀政、中野 弘也）（殺陣：高瀬 将?）（記録：小橋 菜菜） | ||||
| 局系列 | FNN | ||||
| 制作会社 | （制作：NMC、CX） | ||||
| 制作 | （制作総指揮：大橋 正次(NMC)）（制作主任：池谷 昌幸）（制作進行：長尾 茂久、佐々木 実、野上 卓弘） | ||||
| 音楽 | 大森盛太郎、横山 菁児、（効果：協立音響）（録音：日本録音センター） | ||||
| 主題歌 | 笹 みどり「幕末姉妹」（作詞：星野 哲郎、作曲：叶 弦大、編曲：安藤 実親）（クラウンレコード） | ||||
| 撮影技術 | 井上 勝、（照明：井上 清）（編集：八木戸 寛）（撮影助手：渡辺 弘、中川 健一）（照明助手：島村 金次、中村 昌邦、成田 利一）（現像：東洋現像所） | ||||
| 美術 | 大橋 豊一、（小道具：佐藤袈裟孝、高津映画装飾）（床山：上田喜三郎）（美術助手：鈴木 一雄）（衣裳：真野 弘、大和衣裳）（かつら：奥山かつら店） | ||||
