岡崎栄氏の初期作品。「最初、テレビの画面のフレームが気になって仕方なかったので、北杜夫さんの『高みの見物』(67年)では、画面全体に障子を撮って、その障子の１つの桟の中に全部芝居を嵌め込んじゃった（笑）。ブラウン管の中にもう１つ自分なりのフレームを作ってしまったわけ。【この項、語り手・岡崎栄氏、聞き手・各務孝・久野浩平、構成・金子ときよ（「TBS新・調査情報」2006年7-8月号より引用）】」【役名（演技者）】ドクター（長門裕之）、四文作家（伴淳三郎）、その妻（藤間紫）、ドクターの兄（金田竜之介）、その妻（丹阿弥谷津子）、長女（川口晶）、花田京子（吉行和子）、プロデューサー（三国一朗）、私［ゴキブリ］（渥美清）、オデン［ゴキブリ］（黒柳徹子）、他のゴキブリ（小沢昭一）。