人形劇。北海道放送としては初の物語を扱った劇番組。「ビデオ・テープもない時代でもあって、ぶっつけ本番の連続であった。物語設定をした劇番組としてはこれが初めてのもので、スタッフは創意を日々新たにして制作に打ち込んだ。テレビにはもちろん初出演の地元の人形劇団「小麦座」が、道内巡演の合間をとって短い練習時間で本番入りをする。カメラ・ワークと演出は、臨機応変でなければならない。全神経を集中して放送を終えたスタッフの一員は、疲れ切って、帰途、電柱に頭をぶつけたという笑い話も、テレビ放送初期のエピソードである。【以上、北海道放送社史編集委員会編「北海道放送10年史」（1963/07/30、北海道放送業務室刊）より引用】」【参考文献：北海道放送社史編集委員会編「北海道放送10年史」（1963/07/30、北海道放送業務室刊）、Yahoo!オークション】