第69回文化庁芸術祭参加作品。「律子（安藤聖）が美瑛に帰って来た。この間から、駅前の売店でソフトクリームを売っている。彼女の帰郷は瞬く間に町の人の知るところとなった。 律子は高校を卒業すると同時に女優を目指し上京した。いっときはテレビに出たものの、ほぼ鳴かず飛ばず。ついには男にも捨てられ、傷心での里帰りなのだという。そんな話を聞いた農家の春夫（金子貴俊）は、気が気ではない。ずいぶん昔に律子に振られ、今も未練を残しているのだった。律子の親友・信代（小林きな子）は、傷ついた律子を心配する一方、これまで全く浮いた話の出ない春夫のことも気にかかり、ならばいっそのこと二人をくっつけようと思い立つ。信代の思いつきは、春夫の姪・サチ（福田麻由子）にも伝わり、母親（藤田弓子）まで作戦に加わることとなった。春夫の周りみんなで、春夫の恋を成就させようというわけだ。この作戦の中心にいるのは、町の若者の間で「恋愛の神様」と呼ばれる職業不詳の男（きたろう）だった。【この項、北海道テレビ広報資料より引用】」車両：千廣　哲也、札幌第一交通。特別協力：新星第5町内会、沢の村、瑠辺蘂第4町内会、藤野協成町内会、美瑛町の皆さん。協力：北海道 美瑛町、美瑛町観光協会、びえい白金温泉観光組合。撮影協力：洋食や純平、BURAハウス、北海道美瑛高等学校、ペンション 木のうた、雪うさぎの家、丘の茶屋かぜまち珈房、オーベルジュ アダージオ、Woody Life、深山峠アートパーク、観覧車 十勝岳アートビュー、アラタ工業、スナックリング、ケアハウスびえい、展望花畑 四季彩の丘、ぜるぶの丘・亜斗夢の丘、旭川空港ビル、一般社団法人旭川観光コンベンション協会、美瑛自動車工業、ACCEL24、美瑛綜合オートセンター、北海電材工事社、北海道日本ハムファイターズ。美術協力：及川文、大型リサイクルショップ オフィスアクティブ新道店、札幌放送芸術専門学校、メッセージデザインセンター、HuSEEC、Sins、SIGN'、EVOL Asia master、裏方家、BgBee。宿泊協力：美瑛白金四季の森ホテルパークヒルズ、湯元白金温泉ホテル、山辺の家族。【演技者…役名】「金子貴俊…春夫（35歳。北海道美瑛町の農家の四代目。独身。後藤田律子に片想いをしていた）、●安藤聖…後藤田律子（31歳。春夫の高校の後輩。東京に出て女優業を行なっていたが12年ぶりに帰郷、ソフトクリームなどを売る「雪うさぎの家」でアルバイトをしている）、●小林きな子…「信代」（31歳。本名／大山華江。後藤田律子の高校時代からの友人）、●福田麻由子…サチ（17歳。春夫の姪。高校二年生）、●小島達子…麻子（サチの母。春夫の姉）、●丸山琴瀬…道子（サチの同級生。「恋愛の神様」のことをサチに教えた友人）、●菊池正紀…信代の父（「ペンション 木のうた」の経営者）、●山野久治…、●石沢綾子（HTBアナウンサー）…春夫が「恋愛の神様」を紹介される店のウェイトレス、●藤田弓子…敏子（65歳。春夫と麻子の母親。農家の三代目。「恋愛の神様」とは旧知の仲）、●きたろう…「恋愛の神様」（春夫に恋愛のアドバイスをする謎の男性）【この項、文：市村】」。【データ協力：市村】