作業台を兼ねた花屋のレジカウンターで、嬉しそうに客に花束を手渡している沢野まなみ。その姿を温かい眼差しで見守っていた店主の北竿道夫が、今日はブーケ作りを手伝って欲しいと声をかける。初めてブーケ作りを手伝わせてもらえると喜ぶまなみに、１年に１度しか来ない客のためのものだと告げると、北竿は仕事を任されることになったことを親に報告するよう促す。１ヵ月前に住む場所もないと言ってやってきたまなみの面倒をみながら、北竿は彼女の抱えた悩みを解決すべく、彼なりに動いていた。手紙と同様に、ブーケは花言葉に想いを託したメッセージだという北竿が、 ある大切な客のために用意した花言葉とは…。【以上、番組広報資料より引用】毎回異なる２人のキャストがカウンターテーブルで繰り広げるショートストーリーの一編。『カウンターのふたり』はATPグランプリ2012ドラマ部門奨励賞を受賞。