連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第89回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第89回。大川端での釣り人が男女の土佐エ門を発見した。現場検証をしていた早瀬市之進は、死んだ娘お市の母親お芳と、同じく死んだ男和吉の妹お園の姿に同情し、岡っ引き五平の不満をよそに、伝七（中村梅之助）に向かって心中事件ではなく変死扱いにせよと命令した。伝七の子分・かんざしの文治は、仏を哀れみ、、乱れた髪にかんざしを挿してやり、成仏を祈るのだった。時は流れあれから四十九日を迎えた。その頃、死んだお市の幽霊が…。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、お玉（呉恵美子）、新吉（続木太郎）、六蔵（田中春男）、遠州屋（岡田英次）、才次（川合伸旺）、お園（黒沢のり子）、お芳（藤代佳子）、手代京助（あびる啓二）、お鈴（石原美千代）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】